あさひとGIANTのコラボモデルESCAPE R CITY!R3と比較!
サイクルベースあさひから、GIANTやMERIDA, Bianchi, MARIN, FUJIとコラボしたあさひ限定モデルが販売されています。
GIANTとのコラボモデルは、GIANT ESCAPE R3をベースとしたESCAPE R CITYです。
この記事では、あさひ限定モデルであるESCAPE R CITYを、ベースモデルであるGIANT ESCAPE R3と比較しながら紹介します。
ESCAPE R CITYのスペック表
フレーム | ALUXX-Grade Aluminum OLD130mm |
サイズ ※括弧内数値は適応身長 | 430(XS:155~170) , 465(S:160~170) , 500(M:170~185) ※R3(2021)は370mm(XXS:140~160cm)もあり |
重量 | 11.2kg(465mm) ※R3(2021)は10.7kg(465mm) |
カラー | マットレッド, マットブラック ※R3(2021)はレッドオレンジ, ブラックトーン, ホワイト, サンバーストイエロー, ブルー |
フロントフォーク | Cr-mo |
BBセット | VP BC73 110.5-68mm |
ギアクランク | PROWHEEL SWIFT 28/38/48T チェーンガード付き |
クランク長 | 165mm(XS)、170mm(S, M) ※R3(2021)は160mm(XXS)もあり |
チェーン | KMC Z8.3 |
フロントディレーラー | SHIMANO Tourney FD-TY710 31.8 |
リアディレーラー | SHIMANO ALTUS |
シフター | SHIMANO ALTUS EF500 8S |
ブレーキセット | TEKTRO RX1 |
ブレーキレバー | SHIMANO ALTUS EF500 |
ギア | SHIMANO HG41 8S 11-13-15-18-21-24-28-32T |
ヘッドセット | FEIMING セミカートリッジ |
ハンドルバー | Aluminum 25.4 540mm(XS, S, M) ※R3(2021)は520mm(XXS)もあり |
ハンドルステム | Aluminum 25.4 90mm(XS, S)、110mm(M) ※R3(2021)は60mm(XXS)もあり |
サドル | GIANT CONNECT COMFORT |
シートピラー | Aluminum 27.2×300mm |
シートクランプ | Aluminum 31.8 クイックリリース付き |
ペダル | Aluminum CAGE |
ホイールセット | GIANT SPINFORCE LITE WheelSet F:24H, R: 28H |
スポーク | Stainless 14G |
タイヤ | GIANT S-R3 AC TIRE 700×32C ※R3(2021)はGIANT ESCAPE R TIRE 700×30C |
チューブバルブ | 仏式バルブ |
付属品 | ベル、ヘッドライト、テールライト、サイドスタンド ※R3(2021)はベルのみ |
ESCAPE R CITYの特徴・R3との違い
カラー
ESCAPE R CITYは、限定カラーとして、マットブラックとマットレッドの2色が用意されています。
通常のブラックではGIANTのロゴが白いのですが、このマットブラックではGIANTのロゴも黒くなっています。
オリジナルデカールらしいのですが、何が違うのか画像からはよくわかりませんでした…
タイヤ
ESCAPE R3のタイヤの太さは30Cですが、ESCAPE R CITYのタイヤの太さは32Cへと太くなっています。
この変更は、"CITY"という名の通り、街中での利用を想定し、ちょっとした段差でも安心して走行できることを目的としています。
太さが変わったことに伴い、タイヤ自体もGIANT ESCAPE R TIREからGIANT S-R3 AC TIREへと変更になっています。
この2つのタイヤは、共にオールコンディショントレッドを採用し、値段も変わりません。
しかし、タイヤの溝の形状は異なり(画像参照)、またR CITYのタイヤであるGIANT S-R3 AC TIREには、タイヤサイドにリフレクションテープが採用されていることやDEFLECT 4 耐パンク性能であることが明記されています(公式ページ参照)。
※GIANT ESCAPE R TIREにはそうした記述なし(公式ページ参照)。
ちなみに、GIANT ESCAPE R CITYに採用されている32CのGIANT S-R3 AC TIREは、CONTEND AR 3, 4にも採用されており、また28CのGIANT S-R3 AC TIREは、ESCAPE RXシリーズやCONTEND 1, 2に採用されています。
付属品
R3にはベルのみ付属していますが、R CITYにはベルだけでなく、ヘッドライト、テールライト、サイドスタンドが付属しています。
ヘッドライト
ヘッドライトは、GIANTのRECON HL350です。
マイクロUSB充電式で、充電時間は3時間、バッテリーの低下警告/充電中を表示できます。
最大350ルーメンで、強(350Lm : 1.7時間)/中(200Lm : 3時間)/弱(100Lm : 5.5時間)/デイフラッシュ(50/100 Lm : 11時間)/ナイトフラッシュ(50Lm : 12.5時間)、という5種類の発光モードがあり、サイドにも配光させることで、270°の被視認性を確保しています。
防水性能はIPX7です。
テールライト
テールライトは、GIANTのNUMEN+ UNICLIP TLです。
UNICLIPシステムにより、サドルに装着することができます。
マイクロUSB充電式で、充電時間は1.5時間、バッテリーインジケーターを搭載しています。
最大20ルーメンで、強(5.5時間)/弱(14時間)/フラッシュ(24時間)/エコ(5.5-14時間)/オートフラッシュ(24時間)、という5種類の発光モードがあり、 光センサーを搭載することにより、オートフラッシュモードでは環境の明るさに応じて自動点灯・自動消灯し、エコモードでは環境の明るさに応じて出力を調整、バッテリーを節約します。
また、モーションセンサーを搭載することにより、5分間振動がないと自動消灯、振動で自動点灯し、さらに、モードメモリー機能を搭載することにより、消灯時のモードで点灯開始します。
防水性能はIPX6です。
サイドスタンド
サイドスタンドは、ESCAPE R QR KICK STANDです。
このサイドスタンドはESCAPE Rシリーズ専用設計のアルミ製キックスタンドであり、R CITYにはカラーがブラックのサイドスタンドが取り付けられています。
サイズ・重量
R CITYのサイズは、430(XS:155~170cm) , 465(S:160~170cm) , 500(M:170~185cm)の3種類が用意されています(括弧内数値は適応身長)。
R3(2021モデル)にある370mm(XXS:140~160cm)は、R CITYにはありません。
これに伴い、XXSのクランク長160mm・ハンドルバー520mm・ハンドルステム60mmもありません。
R CITYの重量は11.2kg(465mm)であり、R3(2021)の10.7kg(465mm)より500g重くなっています。
これは、ヘッドライト・テールライト・サイドスタンドが搭載されることによるものだと思われます。
価格
R CITYの価格は税込62,980円で、R3(2021)の税込57,200円より5780円高くなっています。
ヘッドライトが税込3850円、テールライトが税込3,300円、サイドスタンドが税込3,080円で、この付属品3点合計で税込10,230円ですから、税込4,450円分安くなっていると捉えることができます。
これに加え、タイヤが30Cから32Cへと変更となっていたり、限定カラーが採用されていたりすることを考慮すると、お得感があるといえます。
まとめ
今回の記事ではESCAPE R CITYについて紹介しました。
ESCAPE R CITYは、大人気のESCAPE R3を街乗り仕様にしており、価格にお得感のあるモデルです。
全国のサイクルベースあさひ各店で取り扱っており(一部店舗では取り寄せ)、店頭販売のみの取扱いです。
このGIANTとのコラボ以外にも、MERIDA, Bianchi, MARIN, FUJIとコラボしたモデルがあります。コラボモデルについての公式ページはこちら
GIANT ESCAPE R CITYの公式ページはこちら
GIANT ESCAPE R3 (2021)の公式ページはこちら