Androidアプリの更新・アップデートリリース方法【Android Studio, Play Console】
先日、私がGoogle Play Storeにて公開しているAndroidアプリ(無料電卓アプリ DiCalc)を初めて更新しました。
この記事では、Androidアプリのアップデートリリース方法について、自分の忘備録も兼ねて紹介します。
初回リリース時のaabファイル作成方法についてはこちら
環境
・Windows 10 Home 64bit
・Android Studio ver4.0
build.gradleの確認
まず、build.gradle (:app) 内のversionCodeとversionNameを変更します。
初めてアップデートをするアプリは、versionCodeが1、versionNameが1.0となっていると思うので、これを変更します。
基本的には画像1の通り、versionCodeを2、versionNameを1.1にするのがわかりやすいと思います。
※versionCodeは整数での入力となります。
変更したらSync Nowをクリックしましょう。
aabファイル作成
aabファイルを作成します。
アプリの初回リリースと同じ手順ですが一応説明します。
まず、Build > Generate Singed Bundle / APK… を選択(画像2参照)。
私はaabファイルで初回リリースを行ったので、Android App Bundleを選択し、Nextをクリック(画像3参照)。
keyの場所を前回リリース時と変更していなければそのままNextをクリック。
前回とkeyの場所が違う場合は、Choose existingで現在のkey.jksのある場所を選択した上でNextをクリック(画像4参照)。
前回リリース後プロジェクトの場所を変更していなければ、Finishをクリック。
前回とプロジェクトの場所を変更していれば、現在のDestination Folderを選択した上で、Finishをクリック(画像5参照)。
これで、プロジェクトのフォルダのapp > releaseフォルダの中に、aabファイルが生成されます。
Google Play Consoleでリリース
Google Play Consoleを開き、アップデートしたいアプリを選択します(画像6参照)。
するとダッシュボードが開くので、「製品版」をクリック(画像7参照)。
新しいリリースを作成をクリック(画像8参照)。
aabファイルをアップロードします(画像9参照)。
現時点で、tagetsdkversionを28以下にしていると、aabファイルをアップロードできないようなので注意してください。
アップロードすると、ファイル名や、build.gradle(:app)に記載したバージョン名が表示されます(画像10参照)。
その後ページの下の方にあるリリースノートに、このバージョンについての説明を記載します。
そして、保存をクリックし、リリースのレビューをクリックし、確認を済ませた後手順に従っていけば審査が始まります。
審査が終われば、Google Play Storeにアップデートが公開されます。
私の場合、1時間程度で審査が終了し、アップデートが公開されました。
Play Storeに表示されるスクリーンショットの作り方はこちら↓
私が作成したAndroidアプリ一覧はこちら↓