ScorePDF v13.0 更新内容
- 楽譜閲覧画面のUIを変更しました
- ページレイアウトに半ページを追加しました
- ページめくり量を変更できる機能を追加しました
- ページの拡大率を変更できる機能を追加しました
- ページ送り方向を反転できる機能を追加しました
- ページの枠線を表示できる機能を追加しました
- フルスクリーン設定を「ステータスバーを表示」と「ノッチやバーを避けて表示」という設定項目へ変更しました
- 上端、下端のタップや長押しジェスチャーにメトロノームの表示を割り当てられるようになりました
- 楽譜閲覧画面でラベルを編集できるようになりました
- 楽譜をメニューから直接セットリストに追加できるようになりました
- メトロノームの音量調整機能を追加しました
- メトロノームのテンポが保存されるようになりました
- メトロノームのパフォーマンスを改善しました
- 楽譜閲覧画面で楽譜の情報を表示できるようになりました
- 下端のタップのデフォルト設定を「無効」から「メニュー」に変更しました
- カラーパレットにピンクを追加し、紫色を濃い紫色に変更しました
- ズームのオフ設定が適用されない問題を修正しました
- iOS18以降で他のアプリからPDFを追加できない問題を修正しました
主な更新内容の詳細
楽譜閲覧画面のUI
楽譜閲覧画面のUIを改善しました。
下のバーから、
- ブックマーク一覧(セットリストの場合は楽譜一覧も)
- ページ設定
- ジェスチャー設定
- ツール
- 書き込み
にアクセスすることができます。

半ページ
ページレイアウトに「半ページ」を追加しました。
半ページを適用すると、楽譜をめくった際に次のページを一部表示できるようになります。
- 半ページ(上下)を適用した場合は次のページが上側に表示されます。
- 半ページ(左右)を適用した場合は次のページが左側(ページ送り方向の反転をオンにしている場合は右側)に表示されます。
区切り位置は、半ページの際左または下に表示されるドラッグボタンをドラッグすることで変更できます。
ページレイアウト設定の半ページと書いてある列の右側の設定ボタンを押すことで、半ページのより詳細な設定ができます。

半ページの詳細な設定では、区切り位置やドラッグボタンの表示などに関する設定を行うことができます。
区切り位置:この設定では、固定(アプリ内の楽譜すべてで同じ位置)、楽譜ごと、ページごとから選択することができ、その下のスライダーでその区切り位置を変更することができます。
半ページの一部無効化:この設定をオンにすると、区切り位置を最小(5%)にした際にそのページの半ページ表示を無効にします。
トゥ・コーダが上側にある場合など、半ページが不要な場合はこの設定をご活用ください。
なおこの設定は、区切り位置が「ページごと」の場合のみ有効にできます。
セットリストでの動作:セットリストの場合、楽譜の表示システム上、楽譜の最終ページで、次の楽譜を半ページ表示することはできません。
ただ、このページのみ半ページ表示がないと混乱する可能性があるため、半ページ表示の部分に次の楽譜のタイトルが表示されるようにしています。
この設定をオフにした場合、楽譜の最終ページでページめくりをすると、半ページ表示をスキップしそのまま次の楽譜のページが表示されます。

ページめくり量
一度にページをめくる量を選択できる機能を追加しました。
デフォルト(1/1)では、ページめくりをすると今のページが完全に表示されなくなり次のページが表示されますが、例えば1/2を選ぶと、1ページの半分だけページ送りがされ、今のページと次のページが半々に表示されます。
(ページレイアウトの「半ページ」の違いは、半ページではページ送りはされず、次のページの一部が上から重ねて表示されるという点です)。
以下の場合におすすめの設定です。
- ページレイアウトで「幅に合わせる(縦スクロール)」を適用している場合に細かくページ送りしたい場合
- フットペダルを使ってスクロールのように操作したい場合
- 2ページ表示で1ページずつページ送りしたい場合

ページの拡大率
ページの拡大率を変更できる機能を追加しました。
楽譜の余白を少なくして楽譜を大きく表示したい場合におすすめの設定です。
ページの拡大率は、0.5倍から1.5倍まで設定することができます。
この設定は、楽譜ごとに保存されます。
ページの拡大率の設定の右にあるメニューを開くと、拡大率をリセット(1倍)することができます。
セットリストの場合は、そのメニューから、現在開いている楽譜の拡大率をセットリスト内のすべての楽譜に適用することができます。

ページ送り方向の反転
ページ送り方向を反転できる機能を追加しました。
通常のページ送りの方向は左から右(左開き、左綴じ)ですが、この機能をオンにすると、ページ送りの方向が右から左(右開き、右綴じ)になります。
スワイプ操作などのジェスチャー操作もそれに合わせて逆になります。
箏や尺八などの縦書きの楽譜の場合におすすめの設定です。

ページの枠線
ページの枠線を表示できる機能を追加しました。
枠線の太さや色も設定することができます。
この太さや色の設定は、ページレイアウトの半ページで表示される区切り線にも適用されます。

メトロノームの設定
音量:メトロノームの音量を設定できるようになりました。
この音量設定は、端末の音量設定とは独立したものです。
他のアプリでの音量バランスと合わせたい場合などにおすすめの設定です。
テンポ:設定したテンポが保存されるようになりました。
これにより、楽譜を開き直してメトロノームを表示した際も、前回設定したテンポが表示されます。

ツール
今回の楽譜閲覧画面のUI改善により、今まで右上にあったメニューは「ツール」という名前で下のメニューバーからアクセスできるようになっています。
このツール内には、今までメニューになかった「セットリストに追加」と「情報」を追加しています。
「セットリストに追加」をタップすると、開いている楽譜(セットリストの場合も現在表示している楽譜)を、既存のセットリストまたは新規セットリストに追加することができます。

楽譜メニューからセットリストに追加
ホーム画面の楽譜メニューにも「セットリストに追加」を入れました。
また、楽譜を複数選択した場合も、上に表示されるボタンから一括してセットリストに追加することができます。

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